2024年12月12日 / 最終更新日時 : 2024年12月12日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2024年11月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。今回から使っているプラグインのデザイン変更のせいか最初に表示される画面が今までと異なりますが画面右側(スマホ等では上部)のXのアイコンをクリックなさると今までと同じスライドショーで見ていただける表示になります。(画面説明図を開く) 「時」とは何?記憶の闇に想へるはサイコロ振りて出でし「1」のみおそろしや人間といふもの状況により原爆水爆さへ落とすとわかりどうだろう、誕生の奇蹟度のランキングは。宇宙か地球か生命か人類かつれづれに入り来し小さな林にて鳥らのさへづりの多様さにおどろく流れ来る親しき曲の名を今にして「パッヘルベルのカノン」と知りぬ餌を置き身を隠してのち口笛で合図をすれば雀ら寄りくる朝まだき黐(もち)の木の青葉をゆらしつつ春風のやうな秋の風吹く京都にある無数の寺院のほとんどが一度は火災で焼失とふ不思議思へらく米大統領選でのハリス氏の敗因の一つは女性であること新聞に新型コロナの新規感染者数の掲載続きいまだ終息せず君知るや駐留米軍への負担金は日本が群抜き多額であることを思ひ立ち相国寺展に妻と来て室町書画の真髄を観き久し振りに名古屋・栄を散策して以前にまさる賑はひにまぎる“We was…”とか“He don’t..,”とかがオーヘンリー短編集に出てきてまごつく「ついきゅう」にも「追及」「追求」「追究」のほか「追窮」「追給」もあり日本語複雑想へるにかつて軋轢ありし人らも皆いまは亡しただ茫茫たりケイタイのカメラで追へり黄の蝶のふたつ縺(もつ)れつつ花に纏(まと)はるを家前の花水木が落葉を日々いそぐ来む冬の寒さ寂しさひそむ市のシンボル138タワーを背景に黄落つづく公孫樹(いちやう)を写す家前の花水木が落葉を日々いそぎ向ひの家が透けて見えゆく裏庭の黐の木に来るスズメらの葉隠れ術を見破りて撮(と)る家裏に新築工事がすすみゆくその初段階からつぶさに吾が観る敗戦後、大陸より大勢が引き上ぐる過程の悲惨さをテレビがあばくラジオ流す英会話レッスンに思へるはこれでNativeと話せるだらうか思へるは「翡翠」とふ語が使はれしは石と鳥とでいづれが先か名曲を切らず長らく鳴らしおく部屋のすべてに沁み込むやうに家裏の新築工事を警戒か雀らの挙動が変るをかしさ隣村にて紅葉狩(もみぢがり)ならぬ公孫樹狩(いてふがり)を妻としてここ2,3日は銀杏飯(ぎんなんめし)なり