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<東北旅行-3>
「夕闇に煙霧しまける金色堂内ら明かるく望みを蔵す」
「ひたひたと背後に迫る霊気あり藤原三代闇の中尊寺」
「真摯なる賢治童話の難解さ羅須地人協会なる名もしかり」
「不慣れなる農事に励み身を削り名のみ残して逝きし人はや」
「民のため人のためとぞ身を虐め雨にも風にも耐へざりしものを」
「イーハトーブは地上になきや少年ら乗せて宇宙へ銀河鉄道」
「死の際に『おやじが僕を認めた』と父への意地を漏らせり賢治は」
「母の手より末期の水を飲み干してああおいしいと言ひてそのまま」
「意味不明なる<宇宙的存在>と賢治を崇め人は安堵す」
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