2023年4月3日 / 最終更新日時 : 2023年4月3日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2023年3月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 岡本太郎の「太陽の塔」のあの顔のヒントとなりしとふ寺石忘れず青空を背景にかがやく紅梅の枝間を出入りし雀らあそぶ2023年3月3日.png 2023年3月5日 388 KB 960 x 540 ピクセル 画像を編集 完全に削除する猫の額の狭庭に黐の木立ちゐるが鵯(ひよ)、雀、尉鶲のほか奇声の野鳥も来る「時雨」の語源、「過ぐる」や「しばしば暮るる」とか聞きて思へりさもありなんと見よ今日はすごい快晴だ紺碧が深くて宇宙の果てまで続くシベリアへの抑留とは言へその実は中央アジアに十万人とぞ入神の業(わざ)といふことこの頃は自分に求むる思ひの強し猫はみな同(おんな)じ顔に見えるけど猫には人間はみな同じ顔か驚いた「起こる」と言うべきを「起きる」と言う、それがほとんど普遍化していてやむをえざる現実なりや自由世界に大いなる貧富の差の出来(しゅったい)するは春先にしては異常の高温つづき雪柳はや花つけ始む愛しくも晩冬から春へ妻や娘(こ)がプランターに咲かす花花いくた人類の危機なり地球温暖化に加へ森林伐採による淡水枯渇に信じられる?三歳児が誤射で五歳の姉を殺したって。アメリカで弥生なかば花穂(くわすい)をなしてムスカリが二茎がほどに咲きてうれしも薄衣(うすぎぬ)を灯にすかす折のモアレ・パターン美しければしばし見惚(みと)れぬ春霞かからずくつきりと山脈見ゆ昨夜(よべ)の降雨に感謝すべしや婦唱夫随に出できて寺院や木曽川に桜の木ごとの開花の遅速知る食うこととおしゃべりする以外やることのないスズメたち餌場(えさば)にたかる「莓」とふ漢字に「母」が入るのは形が乳房に似るゆゑと言ふが科学は言ふ遺伝子レベルでは民族とふ種別など全くあるべくもなし征服王ジンギスカンは4千万人殺戮せしと 14世紀全人口の一割車すべてを停止させる救急車それをさえ停止させる踏切は正に王者だ紅白のバラまた椿が咲く隣に雪柳しろじろと風になびける桜満開にならむとする朝花冷えに冬期のやうに重ね着をするモーツアルト聴きつつ不思議、十八世紀の脳に生じし調べが吾が脳めぐる武漢(フーカン)は辛亥革命(しんがいかくめい)で名をなししにコロナのウイルスに汚(けが)されてをり歩みつつ民家の木立のいづくより聞こえくるのかウグイスの笹鳴き