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木漏れ陽に特別の感情を抱く文化、西洋にはなしとあるアメリカ人

ウクライナ戦争を機に九条の改悪ムードをメディアら煽る

「ウクライナ侵攻の主因は米英の行動にありと指摘する論」「東西の二強の時代が一強となりて危ふさ常にあるとは」

輝きつついづれも星雲の形して白き雲片があまた流るる

セメントの割れ目ゆ吹き出(づ)る小草さへ花咲かせをり涙ぐましも

恩寵の朝の陽を浴びプランターの花々悉皆いきいき輝く

生ゴミの袋を破りカラスらが食ひ物あさるあさましくもあはれ

吾が妻の買ひためしリンゴの日々減るは当然なれどなぜか寂しき

世界人口が百億になるのも遠くなく食糧問題いよいよ切迫

浮かびては脳より消えゆく数々の短歌は惜しともはかなしとも思ふ

国道に信号待ちする車のなか女人が胸乳を抱くしぐさせり

音もせで木々に新葉育ちゆく庭のありやうは春から夏へ

「とどろきて我が脳髄を駆け巡る思想あり冷静に走らしめつつ」(あおぎり)

酩酊のうちになしたる暗算の不思議に正しおぞましきかな

「奇蹟なり頭部を撃たれし少女マララまさかの回復を示し文書く」「タリバンに撃たれて回復の少女マララ、タリバンの世をいかに生きゆく」

奈良県がかくも深々と紀伊半島に食ひ入りゐるとはわれ知らざりき

脳髄は‘われ’そのものなれど存在を知覚し得ざれば最高の神秘

ただ一つの受精卵から五体と成る。当然すべての組織が関連し合うね

さまざまなる思念の束の流れゆき気付けば庭に初夏の陽さんさん

晩春の庭木に寄りくる雀、鵯(ひよ)、時には名も知らぬ鳥も交じりて

偶然にも凹面鏡に映りゐる舞妓さん逆さにて一層はなやぐ

とうとうと流るる美音に五体しびれ読書はかどらざるを恨まず

乱れ書く般若心経よろけ文字、十五行あるを確かめ終る

名人にも師に対しても「呉れる」といふメディアのアナの日本語の乱れ

真夜中に豪雨の音にて目が覚めぬ外の地獄は夢の続きか

ゆゑ知らにわが裡に棲む理非の靄ときにあやぶむは切なからずや

なつかしき歌声流れそれをのみ残して歌手はこの世にをらぬ