ふる里の家には甥が一人住みいつしか荒れて雑草繁茂す
日没後幾分過ぎし西方の山脈をシルエットに茜色残る
蝉絶えし朝の散策たかだかとこほろぎ鳴けり常のくさむらに
今朝にして気付くは迂闊遠近のクマゼミの声いつしか絶えぬ
全世界に普及のインターネットはまたアウターネットでもあると思へり
日本など大雨に悩むに雨降らず困る国あり 水は有限
裏の木にニイニイゼミ来て鳴き始め餌あさり騒ぐ雀らに和す
「‘るまた’とは「役」「没」「段」また「投」「殺」など多くの漢字の旁(つくり)部の文字」
(念佛): 「念」とふ字を「今の心」と読むならば「佛」は「人と金(かね、ドル)」といふことなのか
真黒なる雲の塊が接近しそのまま落つるごと豪雨がしばし