ごく薄きみどりを刷けるやうに見ゆ萌え急ぐ家前の花水木一樹
けふ4月2日(しがつふつか)にして地平から入道雲湧く真夏のごとし
歩みつつ民家の木立のいづくより聞こえくるのかウグイスの笹鳴き
日を追ひて花水木の芽がふくらみゆく。葉を繁らせて花咲くをまつ
モーツアルト聴きつつ不思議、十八世紀の脳に生じし調べが吾が脳めぐる
桜満開にならむとする朝花冷えに冬期のやうに重ね着をする
紅白のバラまた椿が咲く隣に雪柳しろじろと風になびける
(新仮名): 車すべてを停止させる救急車それをさえ停止させる踏切は正に王者だ
征服王ジンギスカンは4千万人殺戮せしと 14世紀全人口の一割
「莓」とふ漢字に「母」が入るのは形が乳房に似るゆゑと言ふが