おそらくはヒヨドリの群なり遠望の市役所上空を旋回する見ゆ
裏の更地に家建設の始まれど雨天と土日は工事休むらし
意外にも尉鶲(じやうびたき)なり部屋内に飛び込みあばれて物をよごしぬ
いづくより迷ひ込みけむ尉鶲(じやうびたき)逃げむと透明窓に幾度も激突す
我が国の古代史料は少なきゆゑ <魏志倭人伝> など誠にありがたし
卑弥呼とは誰、邪馬台国は何処(どこ)、などと日本古代史に遊ぶもたのし
冷ゆる日の散歩なれども小鳥らに逢ふしするどき地虫の音(ね)も聞く
あまたなる朱実がバックの青空に照り映えながら揺るる花水木
あるときは数多(あまた)の枯葉を振り落とし美しきかな万華の紅葉
紅葉(もみぢ)せる花水木が日々葉を落とし陽の湯浴みせむとか裸になりゆく