2002年1月24日 / 最終更新日時 : 2022年1月24日 gotohman 生活詠 今日の二首 組織即会議といへど緩慢に進みをり戸外で冬日浴びたし OBが組織をゆっくり侵しゆき気が付けば四囲はみごと墨色
2002年1月21日 / 最終更新日時 : 2022年1月21日 gotohman 生活詠 今日の一首 時差ボケで真昼に睡魔おそふたび渾沌としてアルーバ島見ゆ (帰国後もう9日になろうというのに、恥ずかしながら、未だに時差ボケからくる昼間の眠気が完全にはなくなりません。年を取ったせいでしょうが、また14時間という昼夜が完全 […]
2002年1月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月19日 gotohman 生活詠 今日の二首 「『お通夜には両隣来ず犬仲間が来た』と笑へる、姉寂しげに」(梧桐) 「『降雪で葬儀にさえも来た人ない』姉はポツリと『孤独死』語る」(梧桐) (知多に住む姉の義母が正月に95歳で亡くなったと聞いて、遅れた弔問に行ってきまし […]
2001年12月31日 / 最終更新日時 : 2001年12月31日 gotohman 生活詠 今日の三首 「初詣前森厳と祓はれし神社に敷石芯冷えて伏す」 「大晦日雪ちらつけど明日向かふカリブのアルバは熱風の島」 「往きに三度帰りに三度乗るゆゑに航空機自爆テロも覚悟で」
2001年12月30日 / 最終更新日時 : 2001年12月30日 gotohman 生活詠 今日の三首 「町内の不幸に人らは寒風の中をお通夜へ黙々と向かふ」 「初雪がしとどに降りてはたと止む今宵の通夜はやけに冷えるな」 「人生まれ また死んでゆく道程に例外無きをすがしく覚ゆ」
2001年12月29日 / 最終更新日時 : 2001年12月29日 gotohman 生活詠 今日の三首 「平野逸れ山の麓をもとほれば妻は故郷を想ひよろこぶ」 「伊自良湖はみどりの水を湛へたり覗けばアヒルら寄りくる愉し」 「伊自良湖にカッパえびせん撒きたれば水の面たたきてアヒルら跳びくる」(梧桐) (第三首目で、「水の面」は […]