2004年8月20日 / 最終更新日時 : 2004年8月20日 gotohman 生活詠 太陽を裹める雲の断片の堪(たま)らず裂けて光飛び散る 柔道の王者井上オリンピックで負けの美学をあざやかに見す 地球みなオリンピックにざわめくとき鳩らゆらゆら夕空を翔く ことごとく真似する一歳の女(め)の孫よ なるほど人は […]
2004年8月13日 / 最終更新日時 : 2004年8月13日 gotohman 反戦・平和 今日の3首 塋域(えいゐき)にひと本立てる鶏頭の頭は血を噴く心臓の形 毎年のことだが偶然か必然か敗戦の日とお盆が重なる」 (新仮名) 殺し合い止めないままに人間らいよいよアテネでオリンピック開く (新仮名)
2004年8月12日 / 最終更新日時 : 2004年8月12日 gotohman 生活詠 今日の2首 黒き石しきつめし墓に夏なれば雑草(あらくさ)は伸ぶ石掻き分けて 伸び止まぬ墓の雑草引き抜かんとすれど地底で誰かが掴む
2004年8月10日 / 最終更新日時 : 2004年8月10日 gotohman 生活詠 今日の2首 屋上に望めば夕空一面はこがね散り敷く浄土の四海 ーーー (新仮名) 突風に歩行みだれる あわれ目に見えないものに人はよろめく
2004年8月7日 / 最終更新日時 : 2004年8月7日 gotohman 生活詠 今日の7首 雷鳴のとどろく夜空が不気味にもあかあかと映え豪雨落としぬ 闇照らす稲光にて雨のすぢ一瞬しづくの点列を見す 驟雨後の夜空を低くゆったりと白雲移る西方浄土へ ーーー サッカーで日中戦争たたかはるたかがスポーツされどスポーツ […]
2004年8月6日 / 最終更新日時 : 2004年8月6日 gotohman 反戦・平和 花植えずプランターの土ならしおく砂浴びすなる雀子のため 雀らを思ふは小さき愛なれど同じ心が世界を愛す ーーー 広島と長崎に原爆落とししは威力調査の実験なりしや (フォーク・ナイフの文化と箸の文化の相違だと解釈してもはじま […]
2004年8月2日 / 最終更新日時 : 2004年8月2日 gotohman 生活詠 今日の3首 ちぎれ雲なほ飛ぶ台風余波の空されどやうやく藍青深し ブラインド越しに見やれば満月はいま高層のビルにかかれる 満ち足りしのちの月なれ欠けてゆくばかりはけだし老い人に似る
2004年7月31日 / 最終更新日時 : 2004年7月31日 gotohman 生活詠 今日の6首 新築の巨大モールの脇に建つスーパー何某(なにがし)たちまち潰る 台風の余波の雲塊つぎつぎと怪獣のごと飛ぶがに流 某大学OB会のメンバーに百六歳の元教授をり 某大学OB会のメンバーで米寿の御仁が一番元気 大学も苦難の時なれ […]
2004年7月29日 / 最終更新日時 : 2004年7月29日 gotohman 生活詠 今日の4首 真昼から夜半(やはん)にかけて蝉の声ここだひびけり生命(いのち)きらめく 死といふは特殊にあらず天地(あめつち)に生の数だけ散らばれるもの 無常とは無情にあらず生と死の変転あやつる仏の情なり イラクでは今でもむざむざ死ん […]