2014年1月27日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 生きる 庭の木に二十羽は超ゆる雀らがとまり待つらしわが餌を蒔くを ありがたしと冬の日に向き深呼吸。陽の妖気からだに沁みわたるかな
2014年1月26日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 冬空 大空のなかばを覆ひて鳳凰の羽ばたくさまに白雲がなびく 何ごとぞ冬空を縦横に切る構図に航跡雲が幾本も生(あ)る
2014年1月25日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 平和 窓より見ゆ遠き鉄路に赤電車、その向かうに薄く冠雪の山 入れ替はり立ち替はり孫らが来てうれし。かくて平和は当たり前となる
2014年1月15日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 進化論? 進化論は結果論なり遺伝子の突然変異に意思など働かぬ 寒さゆゑ冬の花なるシクラメンも肩を竦めて耐へゐる風情
2014年1月15日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 都会 ひさびさに高層ビル群の間(あひ)ゆくに互(かたみ)にゆがめて映し合ふなり 街なかの公園に群るる鳩たちが奇態に膨らみ動かぬ寒さ
2014年1月11日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 常緑樹と冬木 冬の陽に照る常緑の木の葉の色をりをり透明な青にきらめく よく見れば櫨の冬木は枝さらし小粒な銀の実を多(さは)につく
2014年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 三首 字のごとく「崇(あが)む」と「祟る」は紙一重、古事記は「崇」を「祟」とし使ふ 払暁の東の空に紅色のすぢを引きつつジェット機が航く あらためて隣国との深き縁思ふ韓流ドラマに<乙巳(いつし)の変>観て
2014年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年2月15日 gotohman 生活詠 雑感 過去の影ややに引きずり未来との狭間の瞬時を生きてゆくのみ DNAよりはるかに極微の量子群が肉を成すとして思考や心は?
2013年9月26日 / 最終更新日時 : 2022年8月24日 gotohman 生活詠 平和か戦争か 屋根瓦異様に赤く照りてをり頭上に雲塊が没り日に炎えて 悪政も悪行同様人知れず謀られ或る時不意に顔を出す 武器輸出突出の大国と協力し平和を目指すと安倍首相言へり ロボットで大勢を殺して自慢する大国と共に平和を目指すと 圧倒 […]