アメリカの原爆投下を人道の罪で国際裁判せよとロシアは ＜君が代＞はメロディー良けれどその歌詞のあまりに古風なるが惜しまる

生きてゐるあかしのひとつにひそやかに爪は伸び止まず　死してののちも 人以外おのれの顔を知らざるを思へば愉快　地球動物圏

たかがひと缶のビールの酔ひの醒めゆくか世の虚しさと哀しさ波なす 左右の脳は協働するゆゑ左脳人間、右脳人間は崩れし俗説と

核廃絶訴ふる広島の一方で国会は核兵器運搬是非を議論す 外交努力は大事と言ひつつ安倍首相　軍事的備へが先決と宣ふ 外交的努力はせずに軍事に走りますますアジアに不安を煽る つくづくと危険極まる現政権、早く退場ねがひたきもの […]

現代短歌読みし直後に万葉集を読みてほつとす　何ゆゑならむ 柿本人麿歌集を書きくだすに絹の感性と想像力が要る

人命を救はん努力と殺戮し合ふ戦争の狂気と　だうしても繋がらぬ “美”と“科学”に勤しむ性（さが）と戦争とふ殺戮の狂気とはだうしても繋がらぬ

底籠もる音の聞こゆる遠花火に落ち着かざれどパソコンに対（む）く

渇水でしほたれてゐし草花が水もらひたちまちシャンとなりたり －－－－－－－－－－－－－ ＜安保法案＞で日米同盟深化だって？隣国との関係悪化を餌にか “断定”が不安をさらに深めたり安保審議での首相の答弁 「戦争には絶対に巻 […]

揺れ動く恋心など万葉びとも詠みたり現代人と何ら変はらぬ 衆院での強行採決で安保法案成立せしごと与党ほくそゑむ

肉食ふはその数倍の穀物を消費することと知るは苦（にが）しも 道沿ひの花水木らは常のごと開花に遅速あり　殊に今年は