春日浴び騒げる鳥らに思ふらく地球はすべての生命(いのち)そのもの
朝まだき微風のありて黐の木(モチノキ)の枝枝ゆるるイヤイヤをして
木々の若葉きらきらとして日にまぶしまさに生命(いのち)の爆(は)ぜ止まぬなり
若葉照る春は半ばの快晴にああ <天国> に居るここちせり
夜に入り静かな春の雨降り初(そ)む樋打つしづくの音にて知るなり
パソコンを新機にせしのみに様々な不都合が生ず パソコン何ものぞ
隣接する二本の花水木の一つ満開、他は青葉少し この差は謎なり
雀らが餌(えさ)に集まり騒ぎをり彼らには彼らのルールあるべく
“宵の明星”とやや古き名なれど輝きのひときは激しきを視(み)て佇めり