生きて死に死にて生まるる生命の果てなく続く連鎖を嘉(よみ)す
意識の奥、そのまた奥の奥の奥、鈍く青白き命の影あり
「魂・魄(こんぱく)」とは呼吸・肉体に付随する「たましひ」、合はせて“にんげん”をなす
み仏の施無畏印と与願印、真似るだけなら容易なれども
人生の“狭き門”とふは鋼鉄なり身をくねらせて通りゆくべし
この五体いつより形をなしたるや胎の奥なる闇を想へる
“心”とは吾が総体にして儚かり霞のごとく陽炎(かげろふ)のごとし
完全なる無秩序はすなはち完全なる静止にしてエントロピー増大の極致
征服王ジンギスカンは4千万人殺戮せしと 14世紀全人口の一割
「“神仏”と言ふなれど“神”と“仏”とはいかに役割分担なすにや」