さまざまな人らの歌集を読みて思ふ少し直さば良き歌多しと
八月3回、三月1回黙祷すと詠みし人ありその意味は自明?
晶子の歌「雛罌粟(こくりこ)」に見るごと短歌には「音(おん)」のみならず「字面」も大事
散策時に撮るもの変はる 妻に似て路傍の極小の花多くなる
騙さるることまれゆゑにわが歌材多く「自然」に拠ると気付けり
古韻なれど古典的歌人らをつくづくとプロの歌詠みとあらためて思ふ
しみじみと苦渋の思ひ滲ませて防人の歌は拙くも佳き
「英国詩人 百人一首を英訳して和歌こそ日本の心と断ず」
「2000年の歌集群の抜粋読む。比して現今歌力衰ふ」
「思へらく万葉に詠む七夕の天の河いかに際(きは)やかなりしか」