梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。

扇風機

扇風機のまへ通るとき風感ずしばらく前より止まりてゐるに

九九算 2014.10.02

小庭なる花水木のつけし赤き実のなべて無くなりぬ小鳥のせいならん万葉仮名：万葉の時代にも九九算はありしかな十六は「しし」、八十一は「くく」の仮名にて[…]
三首 2002.07.07

「日に四度（よど）はしろがねの橋渡るなり鮎棲める河城の建つ山」「七夕は七月七日のこの夕べ町に群集が天の川成す」「本町を群なし流れる笑顔たち悉皆（[…]
昇る日 2018.12.06

「ことごとく断雲の縁を朱に染めて日が昇りくるこの静けさや」[…]