命 2011.02.06 生活詠 死生観・宗教・思索 日常他 そもそもは無かりし<命>がこの星に生まれし時よりかなしみも生(あ)る 幾重(いくへ)もの奇蹟の果(はて)に生(しゃう)じしゆゑ消ゆるが定め <命>かなしも <命>とは偶然の産物それゆゑに繊細脆弱いとほしむべし いづれ尽くる<命>であれば過ぎてゆく<時>をつぶさに味はひ尽くさむ ————————————- 直土(ひたつち)にちらばるもあり八つ手の葉に乗っかるもあり山茶花の花弁 前の記事 ひっぽきゃむぱす 2011.02.03 次の記事 春の風 2011.02.10