2007年3月3日 2007.03.03 生活詠 日常他 愛知・国府宮裸祭: 人押し分け拝む本殿に据ゑらるる大鏡餅に幾多の亀裂 隣市に住みこの歳にして初見なる裸祭の奇にして妖し 奇声あげ裸の群が儺追笹(なおひささ)担ぎて神殿へ雪崩うち継ぐ 褌(たふさぎ)を纏ふ裸の男たち揉み合ふところへ水をぶっ掛く 裸にて激しく揉み合ふ男らの熱気は水を白煙に換ふ 裸なる男の群に外人も知人も混じり肉叢(ししむら)躍らす 触れて厄を落とさんとして神男(しんをとこ)へ裸男ら怒濤の流れ 共有:FacebookX 前の記事 2007年3月1日 2007.03.01 次の記事 2007年3月7日 2007.03.07