今日の歌 2004.01.04 生活詠 「暇ありて心ゆるびに妻と来し木曽川深く大きく豊か」 「寛やかにくだる大河が逆光にふくらむあたり大堰ゆがむ」 「正月の午後の日差は冷えまさり木曽の下流をさめざめと照らす」 「小刻みに立つ波の間に点々と幾許(ここだ)も鴨が日に遊びをり」 「遥かなる伊吹雪嶺舐めて来る風に走れりウィンドサーフィン」 「木曽川の淀みを間近に眺むれば紺と緑と黄に血が混じる」 共有:FacebookX 前の記事 今日の歌 2004.01.02 次の記事 今日の歌 2004.01.05