今日の7首
- 2004.08.07
- 生活詠
雷鳴のとどろく夜空が不気味にもあかあかと映え豪雨落としぬ
闇照らす稲光にて雨のすぢ一瞬しづくの点列を見す
驟雨後の夜空を低くゆったりと白雲移る西方浄土へ
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サッカーで日中戦争たたかはるたかがスポーツされどスポーツ
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プランター一つの砂場に三、四羽雀らごそごそ砂浴びをなす
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女(め)の孫は数日出掛け戻り来てはや吾を忘る一歳なれば
忘却は幼の特権さは言へど直ぐ忘れられ寂しきろかも
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