今日の5首 2004.07.23 生活詠 貧しかる一本の木が幾百の小鳥をつつみ夕べ絶叫す 叫べるは樹木か群がる小鳥かも人間うごめく宵の街路に 人間に鳥ら追はれて塒(ねぐら)をば一街路樹に求め悲鳴あぐ ーーー プランターの一つが雀の砂場にて今日も浴びける跡二つ残る ーーー 一歳の女(め)の孫キリンの玩具引き七夕まつりの雑踏を縫ふ 共有:FacebookX 前の記事 今日の5首 2004.07.21 次の記事 今日の4首 2004.07.24