今日の歌 2004.04.17 生活詠 社会詠 「春陽のさ霧が宙に躍りゐて目眩むほどの至福感あり」 「春日浴び眠れるやうな感覚に原初生命の胚思ひゐき」 「燻ぶれる穹(そら)に枝々張る松が天を衝くがに群花を咲かす」 「妻と歩む道路に沿ひて花水木白とピンクの悲しみながす」 「無から有生(あ)るる証左の一命を春日に游ばせやるせなかりき」 --------------- 「アメリカのイラク侵攻と占領に<力>の闇をしみじみと視(み)る」 共有:FacebookX 前の記事 薄墨桜、イラク 2004.04.16 次の記事 今日の歌 2004.04.19