今日の七首

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「歩みつつ風の匂ひも春めきてキラリと光る妻の眦(まなじり)」

「いつよりか背を丸くして歩く癖しばしば妻に言はれ身を反(そ)る」

「不思議なり七日に一日休むこと時代を超えて万国に根付く」

「その昔天地を造り賜うたる神さへ七日にひと日休まる」

(旧約聖書)

「百三十七億歳と現代の科学が宇宙の年齢を定む」

「イラクとか北朝鮮とかは身に余り光と宇宙の謎に没頭せん」

(口語新仮名一首):-

「始まりはあって終りはないという最新宇宙論ゆがんでいないか」