今日の5首 2002.12.30 生活詠 社会詠 「民族間宗教間また国と国争ふときの個の人格とは」 「権力や国威と言へる無形なる威圧感には水母(くらげ)にならう」 「街出でて木曽川沿ひに走りつつ乱雲の間に藍の冬空」 「冬黄昏重く渦巻く茜雲超えてイラクも北鮮も見ず」 「木曽川の水やや赤く淀みつつ靄立つ果や 生の渾沌」 共有:FacebookX 前の記事 今日の5首 2002.12.29 次の記事 年頭に一首 2003.01.01