今日の数首

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「関ヶ原古戦場跡に佇めば血を噴くごとく曼珠沙華咲く」

「裏切りが歴史つくりし関ヶ原古戦場跡蕎麦の花咲く」

「古戦場経て登り来し伊吹山 雲行く下方に琵琶湖かがやく」

「黄の色に濃尾平野は平らにて伊吹山より岐阜、名古屋見ゆ」

「伊吹山ドライブウエイを下りきて138(いちのみや)タワー見ゆるぞうれし」

「伊吹山五合目あたりを下りつつかすかに名古屋のツインビル見ゆ」

(注:138(いちさんはち)タワーは木曽川河畔、木曾三川国立公園に立つ3本脚の塔。138は一宮の語呂合わせで(塔は一宮市の北の外れに立つ)、実際にも138メートルの高さ。)
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「山波に弾(はじ)かれて浮く楕円の月その下闇を電車が走る」