焦点がぼける?

「咲き初めし白百合匂う母の庭に肩を並べて雨後の夕ぐれ」(すめーちゃん)
>ご近所から戴いた鉢植えの白百合がむせかえる程の匂いと大輪の花で母の庭を明るくしてくれていました。嬉しそうに母は、戴いた方の話をしてくれました、奥様が半身不随で入院されており奥様の好きな白百合の咲く日に一時帰宅させたく頑張って(10鉢)管理されておられるそうです。その1鉢を母にプレゼントして下さったそうです。そんな話を聞きながら雨あがりの庭に佇んでいました。戴いた方の思いも歌に詠み込みたく挑戦いたしましたが、初句に頂きしとした方が良いでしょうか、宜しくお願いいたします。

以前に記されたのでしょうが、お母さんは孤り住まいでしたか。その住居の庭という意味で「母の庭」と言われたのですね。母・娘の間で匂う鉢植えの白百合、大輪とのことですが、佳い時間が持てましたね。贈り主を入れると焦点がぼけるでしょう。二首連作にするか、ですね。
「咲き初めし白百合匂ふ母の庭に肩を並べて雨後の夕ぐれ」(すめーちゃん)