形容詞
「ありがたき二百三十七枚賀状受く恩師の近況丁寧に読む」(未歩)
添削:
「ありがたし、二百三十七枚の賀状受く。恩師の近況は丁寧に読む」(未歩)
お言葉を有り難うございます。お年賀状は今年頂いた総数の事です。申しわけございませんが、「ありがたき ・ し」のご指導をお願い致します。
「ありがたき」は形容詞「ありがたし」の連体形ですね。ですから、「ありがたき二百三十七枚の賀状」と続けますと、「ありがたき」は直接「二百三十七枚の賀状」を形容することになります。ですから、有り難い237枚の賀状、それを受け取った、とれます。「ありがたし」ですと、ここで一旦切れることになります。それで添削歌のように初句を「、」で区切りました。この「、」はなくてもいいのですが、ここで小休止することを明示するために入れました。