「政権が人質事件を口実に軍備強化に走らんか心配」（梧桐）

「このたびの人質事件の最悪は軍備強化の口実になること」（梧桐）

「ゆるびしと思ふ間もなく冷えてきて闇ふかぶかと氷雨の音こもる」（梧桐）


「この地球のをちこちに起こる阿鼻叫喚　日本は平和でなければならぬ」（梧桐）

「人間を特別視すまい。雌雄による種（しゅ）の保存方式はほかとかはらず」（梧桐）


「極めたる進化と誇る人類の殺し合ひの規模は他に類を見ず」（梧桐）

「歴史上初めて見らるる完全なる平等意識は原始仏教に」（梧桐）


「真逆なる多義性をもつ言葉のうちアンタッチャブル(untouchable)などは際立ちてをり」（梧桐）

「第九条を軸の平和主義ではない「積極的平和主義」には危険がひそむ」（梧桐）

「不穏なる中東の一部にカネ出すなど不戦国の愚行とあるアメリカ人」（梧桐）

「窮地にあるイスラム国の感情を逆撫でしたり生半可な善意」（梧桐）

「晴れゐしにふと見れば屋根が濡れてをりブラインド閉ぢて籠もる寒き日」（梧桐）

「昼にしていと冷えこしを感ずるに庭にはチチチチ元気な雀ら」（梧桐）

「しばらくは妻をらぬゆゑ物足りなく音量たかくラジオを鳴らす」（梧桐）

「鍵盤の冷えが指先に伝染しいよいよぎこちなし戯（ざ）れ弾きなれど」（梧桐）

「寒風に全く枯れたるさまに立つ紫陽花に梅雨の花は想へず」（梧桐）

「蕭々と身の裡にも吹く北風に舞ひ散る笹葉が箭（や）となりて降る」（梧桐）

「蚤の額ほどの庭にも鵯や椋鳥、目白など来ることありて」（梧桐）


「英語さへマスターすれば世界的研究が出来るとはあまりに単純」（梧桐）

（梧桐）：

「軍拡は平和主義とは真逆なり平和を言ひつつ軍拡を図る」

「呆れたり軍事的包囲網で中国に脅威を与へて逆脅威を言ふ」

「中国の海洋進出は脅威なりなどと言ひ軍事的緊張を煽る」

「中国やテロを口実に軍拡をすすむる政権の狡猾さ危ふさ」

「何訴へ他人（ひと）と自分の命を賭（と）す。イスラム過激派のテロリズムの闇」（梧桐）

「偶然に原子集まりて成りしゆゑ「有情（うじゃう）の本質は空（くう）」とは説かれき」（梧桐）

「「悉皆は空無」と言へるは“煩悩”より解脱させん為の真理の説諭」（梧桐）

投稿者：あおぎり
「さうだったか格差拡大の憤懣を軍事に吸収せんの深謀か」（梧桐）

「気が付けば日向を選びて歩みゐる。日陰を選びしは何ヶ月前か」（梧桐）

「暁闇に砂利こするごとき翼音立て鴉ら翔る鳴き交はしつつ」（梧桐）

「黒々と無数の鴉ら夕闇にまぎれず翼の音たてて飛ぶ」（梧桐）

「闇空に鴉ら四方へ分散する瞬間わが魂（たま）破裂せしかと」（梧桐）

「人間は言葉を使ひ思考すと言ふなれどひらめきなど言葉を介さぬ」（梧桐）

「さまざまに脳を飛び交ふ電磁波は言葉を介さぬ思考も示す」（梧桐）

「言葉持たぬ獣らも思案を巡らすなりつまり言葉を介することなく」（梧桐）

「今さらに墨子の思想よ甦れ二千四百年をタイムスリップして」（梧桐）

（梧桐）：
（新仮名）：

「富裕層に富はますます吸われていき中流以下は細っていくのみ」

「あまりにも格差広がれば深刻な社会不安を必ず招こう」

「貧富の差が拡大していく一主因は個人資産に上限無いこと」

「個人資産に上限設け溢れ分は下層へ流す経済システムを」