「輝り翳り気色変幻に夕雲の幾条よこたはり日を玩ぶ」（梧桐）

（梧桐）：

「おほぜいの「違憲だ！」といふ声圧殺し安保法案の成立急ぐ」

「アメリカが背後に控へて居るからと強硬姿勢を崩さぬ安倍さん」

「隣国の脅威を煽り<自国＋アメリカ>が与ふる脅威は自覚せず」

「特殊なる北朝鮮とて亡国の暴挙は決して仕掛けては来ぬ」

「アメリカのイラクなどへの蛮行がテロ増殖の危機を招きし」

「夜ふけて際立つ虫の音その中にカネタタキ鳴る去年（こぞ）の生き残り？」（梧桐）

「ある歌人が青春期の歌を改変しむしろ改悪と気付かざるあはれ」後藤


「身のめぐりやうやく虫の音しげくなり心ゆるまんとして世事に惑へる」後藤

「日本語に‘群（むれ）’といふ語はひとつにて英語では種（しゅ）ごとに異なる　をかし」（梧桐）


「しばしばも思ふことありこの宇宙、ひと生（あ）れざれば認識さへされぬ」（梧桐）

（梧桐）：

「茜雲まきつつ西に浮かぶさま南方はるなか台風に似たり」

「西方に雲が真つ赤に渦巻きて安保法案の魔性を象（かたど）る」

(梧桐）：

「万葉仮名より万葉歌へと書き下すに唯一の仕方と思へぬ歌多し」

「つらつらと不思議なりけり万葉歌の漢字表記はたれがなしけん」

「一音一字の万葉歌より仮名文字が生まれき　誰が始めたりけん」

「現代風に心理の揺れを詠ふもあり「万葉歌は雄渾」とふ説は嘘なり」

「万葉の相聞歌には他人（ひと）の噂気にするものがあまりに多し」

（梧桐）：

「起き出でて仰げば新たな太陽は看板に隠れ光芒のみ放つ」

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「一線を越えての日中接近をアメリカは極端に警戒す　なぜ？」

「アメリカには中国との軍事的緊張を求むる人らがおほぜい居るなり」

「米軍と自衛隊とが演習す　安保法案の既成事実化？」

「米日の合同軍事演習は安保法案阻止への威嚇？」

「加速する自衛隊の米軍化　露骨な軍事的支配の強化」

（梧桐）：

「秋霖と言へばやさしき語感なりかくほどに続けば辟易すれど」

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「もはや諦めしと思ひし安保法案を強行採決せんと参院でも」

「軍事パレードと聞けば暗しも、さは言へど中国は決して戦端を切らぬ」

「兵削減三十万と中国が言ふさへ曲解しＮＨＫは報ず」

「中国の戦勝記念パレードさへ脅威と報ず安保法案のため」

「平和目指す中国の脅威はアメリカなり日本はそれの添へ物に過ぎず」

「万葉の用語に朝鮮語と同源なるもの多きこと何を語るや」（梧桐）

「東京五輪のエンブレムとかで大騒ぎ。安保法案をカモフラージュして」

「安保法案の魔性を思へばエンブレムのことなど些末なミーハー騒動」

「光れども光源ならず　光源氏（ひかるげんじ）　光源の氏とはよくぞ名付けし」（梧桐）


「2015年は乙未（きのとひつじ）で９月１日は庚辰（かのえたつ）の日と算（かぞ）へしがいかが」（梧桐）

「宗教は死の絶望を淵深く湛へて古今の世界に瀰漫す」（梧桐）


「アメリカの嫌中派の人らに迎合する安倍首相に国の未来託すのか」（梧桐）

「人はみな‘偶然’に何かの意味を付す「進化論」もまたその類（たぐひ）にて」（梧桐）

（梧桐）：

「性善説となへし孟子を批判して荀子は性悪説を虚しく唱ふ」

「性善も性悪もなし人はみなこの世に無色透明にて生まる」

「無垢に生まれその後の教育にて人はみな善にも悪にも染まるものなれ」

「自国のむた世界の平和を最優先する政治家は出で来ぬものか」（梧桐）

「一党の内紛がデカデカと報道され市民の安保法案反対はされず」（梧桐）

「まがふなく飛騨の工人（たくみ）は万葉の世にさへ知られ詠まれてゐたり」（梧桐）

（梧桐）：

「日本の祖（おや）・聖徳太子が師事したる僧の慧慈（ゑじ）とは高句麗（かうくり）の人なり」

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「五十億年先には太陽も消滅する。人類は他星へ移住せよと真顔で」

「五十億年どころか人類に百年いや明日さへ確実に在るとは言へぬ」

（梧桐）：

「立憲制、法治国家で違憲なる法案を通すは決して許されぬ」

「安保法案成立させてアメリカに頭撫でらるるを夢見る安倍さん」

「その器にあらざる人を首相にもつは国民の不幸の極みなりけり」

（梧桐）：

「つまりかのジャパン・ハンドラーらが日本の軍事政策を操作してをり」

「九条にはアメリカの意志も。なに故に改変動向にクレーム付けぬ」

「アメリカの軍事活動に日本を組み込むに九条は邪魔になりたり」

「明瞭なり集団的自衛権を軸とする安保法案はアメリカの意思」

「いかほどにアメリカの傀儡になり下がれば日本の政治家は目を覚ますやら」

「九条軸に平和国家を宣言し米軍排除し真の独立を！」