「幼きころ魚追ひし川に六十年振り来て見ればただの側溝ありけり」（梧桐）

（梧桐）：

「忘れ得ぬヒトラーによるユダヤ人六百万人虐殺の狂気」

「革命にまた粛清に二千万の自国民を殺しき毛沢東、スターリン」

「俗諺のごと毛沢東もスターリンもいまだに英雄扱ひされゐる」

「わが国でも織田信長とふ殺人鬼が今も英雄として歴史に残る」

「遠い記憶をたよりに母校の小学校さがして歩く　六十年振りだ」（梧桐）

（梧桐）：

「国力があまりに劣る北朝鮮　先制攻撃はゆめ為さざらん」

「北朝鮮の先制攻撃さそふべく米軍は近海にて挑発繰り返す」

「近海にて北朝鮮を挑発し威嚇する米日艦隊を憂ふ」

「もし北朝鮮（きた）がアメリカ近海で軍事的示威行為せば何起こるらん」

「北朝鮮の脅威を煽る安倍政権　九条廃止が狙ひなるべし」

「人含むすべての生命を人類が滅ぼすといふ予言を嘆け」（梧桐）

「どうみても生命（いのち）育むは地球のみ。宇宙探検より地球大切に」（梧桐）


「地平より大きな雲が屹立す天を覆へば「大きい」とは言はず」（梧桐）

「北朝鮮がどうのこうのと国民の不安を煽って首相は花見」（梧桐）

「安倍首相が国民の不安を煽るほど内閣支持率が上がる不思議さ」（梧桐）

「牛・豚に旬の季はなく魚（さかな）にはありておもしろ日本人の舌」（梧桐）

「さもありなんアメリカは常に日本も監視してゐると漏洩情報」（梧桐）

「気付く間もなきほど速く伸び過ぎしアスパラガスを妻は諦む」（梧桐）


「春霞忘れたるごと澄みわたる空の蒼さと深さに怯ゆ」（梧桐）

「“无”といふは「“天”には何も無い」といふ古人感覚ゆゑの派生字か」（梧桐）

「韓流のドラマは時代劇がよろしくて女優美し歴史も楽し」（梧桐）

「中国のドラマ <武則天> で唯一の女帝誕生の経緯を学ぶ」（梧桐）

「さまざまな思念に膨らむ脳（なづき）かな 宇宙の彼方に星爆裂す」（梧桐）

「強力な武器を持つゆゑアメリカは武力に頼り追従する安倍政権」（梧桐）

「大虐殺、飢饉、感染病くぐり抜け世界人口なほも増えゆく」（梧桐）

「特に英語が日本語を蚕食してゆくが短歌や俳句があるので大丈夫」（梧桐）

「更けてゆく夜に眼を閉ぢ耳澄ませば意外なほどにさまざまな音」（梧桐）

「人間のみの業（ごふ）と思ひし殺し合ひチンパンジーもグループ対抗で」（梧桐）

「ぽつねんとされど大きな迷ひ雲　雲海から離れゆがみつつ走る」（梧桐）

「ジェノサイド史を読みて愕然　戦争の外（ほか）なる大量殺戮の多さに」