2019年4月1日 / 最終更新日時 : 2022年1月17日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2019年3月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 川沿ひに散策してゐて獺(かはうそ)に会ひしことあり獺祭魚(だっさいぎょ)は見ずに「開眼(かいがん)」と「開眼(かいげん)」の違ひを思ひをり3月に入り目覚めの時にパットンの言ひし如くにいつの世もアメリカ人は戦ひ好む緑葉の影に己が影かさね行く人々にも絶望あるか蒼穹の引っ掻き疵と見えたるは遠き空ゆくジェット機なりき在るべくもなき‘心’といふ形象を創りし人間の智慧を誇らむ国際ニュース視聴しつつも思ひをり報道より洩るる時事多からむ昼と夜の気温差10度を超ゆる日は空の景色も人模様も不如意どうも」という言葉は万能 無意識に今日もどこでも「どうも」「どうも」と人間に魔性の宿ることあらば神性宿ることもあるべし『人はみな自分の辞書持ち生まれ来る』小耳に挟みしが妙に気になる桜木の開花宣言はじまりて紫陽花爆ずるごと新葉吹き出づ「鬼を追ふ夢のさ中にとどろきて脳の芯部を春暁雷打つ」「桜早よ咲けとや暁闇を長々と走る雷鳴に驚き目覚む」