2019年11月1日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2019年10月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 美しき地球を即座に醜悪なる星にする力を人類は持つ「消費税必要との政府説明を嘘と喝破する専門家多し」「消費税 蚊ほども応へぬ富裕層 彼らから税取ることこそまとも」「民心を適宜に操りいくらでも税取り得ること消費税は示す」「北朝鮮何かを発射と大騒ぎ この効果あればこそ止めぬと知るべし」「北朝鮮何かを発射せし時も無視せば諦め止むと気付くべし」「科学技術の総力あげて新エコ・エネルギー開発を急ぐべき時は今なり」 「地下深部はエネルギーの塊これをこそエコに活用すればよいと思へり」一面に‘香港’デカデカ、三面に小さくイラクで死者44負傷1000人と「瞬間の最大風速が70m超ゆるとふ台風日本うかがふ」「数日後に襲はむ猛烈台風を妻はしきりに気にして落ち着かず」型固き雲と見えしにしばかくほどにのばせど元に戻るなるゴム弾性を心身に欲し「さまざまな形の雲がひしめきて上空の風に右往左往す」「不規則にかたまり重なり雲蠢く南方海上に台風せまり」あいまいな記憶をしつかと固定すべく海馬に‘塑性’あらまほしきかな猛烈と呼ばるる台風わが家を逸れ安堵はすれど関東はいかが台風の逸れて喜ぶ さはあれど各地の氾濫河川を憎む中国には百万をゆうに超ゆる数の科学者が居り世界を引きずらむ白かりき金木犀の花の色 橙色になるほどに香り立ちきぬ「困ったな、「起こる」の意味で「起きる」と書く人結構居る大学教授にも」「「起きる」とは「目覚める」などで「起こる」とは「何かが生ずる」 はっきり違う」「旧仮名なら「起きる」は「起く」で「起こる」は同形 前者は上二段、後者は四段」5Gを超えて6Gの実現を確言するファーウエイの創業者なり「地震とはプレートの断層:‘弾性’と‘粘弾性’と‘摩擦’のいたづら」「震源が南海トラフの大地震(おほなゐ)は四国のほか名古屋を最も壊すと」不可解なり枯れ始めゐし紫陽花が新葉吹きをり気象異常のせい?不可解なり枯れ始めゐし紫陽花が新葉吹きをり気象異常のせい?水害に苦しむ人らをなほ悩まし次から次へと雨台風くる時空越え“即位礼正殿の儀”がしゆくしゆくと万民の前にて実演されをり恵那峡のダム湖を船に遊覧す 峨々たる岩群「ことごとく金木犀は花散れど細き雨中になほ香を求む」「ことごとく花の散りたる金木犀 ベランダにあかあかと夢をひろげる」「大虹は端(はし)と見る間に成長し東空にしばし半円ゑがく」「たれかれと構はず「虹」「虹」と知らせけりこの幸ひを共有すべく」「歩道橋にあがり下校の学童らに「虹だよ」と言へば「とっくに知ってる」」いかにせん真珠貝大量に死にしこと海水温の上昇憎しふと思ふ時間は人ごとに分割不可、されど空間は分有可能なり古来人は「時間とは何か」を問うて来ぬ “生きゐる”即ち‘時間’の具象化「ホトトギス 漢字表記と異名多数されど今ではよくは知られぬ」「ホトトギスは古き文学にしばしばも現れ現代文にほとんど見えぬ」