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「たそがれのビル屋上にカラスら群れ撮ればフラッシュに一斉に飛び立つ」「飛び立ちし幾十のカラスが夕闇に乱舞す濁れる奇声発っしつつ」

近頃はパトカー、消防車のサイレンがなぜか頻繁でいと不穏なり

干されある幾つ布団が秋陽あび白目のやうなり高層マンショ
白壁に夕陽があたり輝くを撮れば秋空のすごく深き青

人間にも多様性あるは良しとして悪人だけは御免こうむる

建設中のビル屋上にクレーン見え団子状に雲がいくつも過(よ)ぎる

「アメリカで株価バブルか異常上昇 大崩壊に向けてひた走り?」「日本でもつられて株価が上昇中 迫る崩落に気付きもせずに」

終日(ひねもす)をたびたびサイレンが走りゆく凶事は続くものなのかとも

「女はそんなもの」といふ浮気主題のモーツァルト・オペラ

「‘感慨’とか‘気概’とか言ふが「がい」の字が微妙に違ふ訳きみは知りゐむ」「‘修行’とか‘修業’とか言ふが読みは似ても意味はまるで違ふ皆知るやうに」「‘嗜好’とか‘趣向’とか言ふが似て非なるこれらに惑ふは‘をこ’のわざなれ」

「奇怪なる姿勢に立てる巨木群“株杉”の森に入り来て呆然」「“株杉”の異様さに動揺したるやも妻がメガネを森になくしぬ」

「笑い」「叫び」の「い」や「び」はわかるが「情け」に「け」が要る理由は分からない

「辿りきて深き峡谷の巨岩群の間(あひ)に紺青の水よどむ観き」「妻と来て川浦峡谷(かおれきょうこく)の深谷と周囲の多彩なもみぢを満喫す」

知らざりき 切株ゆ数本の杉育つ‘株杉’といふ奇怪な巨木

「世の‘無常’を古来いくたびも嘆ききぬ嘆く空しさを知りつつも猶」「‘死’とはつまり母胎に宿る前に戻る ただそれだけと答へしことあり」

山間(やまあひ)をゆきつつ周りのモミヂのほか人家の佇まひも脳裏に刻まる

生細胞つねに腐敗菌と闘へる 死なばすなはち腐敗始まる

落ち継ぎて紅葉(もみぢ)まばらとなりしいま花水木を透き通る女(ひと)見ゆ

「季節いま秋から冬へ移りつつ雲もさまざまに意匠をば変ふ」「さまざまに模様織りなす初冬の雲ら東側あかく焼かれて夜は明く」

枕頭にスマートスピーカー置きしより初めてのクラシックも易々と聴く

この一樹にいく枚の葉の生(は)ゆるかなど思ひつつ今朝も落葉掃きをり

横縞なす夕雲はげしく朱に染めて日輪けふのお役目ごめん

べっちゃりと愛車のルーフに鳥の糞 「鳩だ」「カラスだ」と諍うてをり

大地震(おほなゐ)の起こる確率がいかに低くとも起こらば瞬時に1となるな