2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年12月21日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2021年6月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 ヴェトナム語・タイ語のニュースは理解不可「コロナ」とふ語だけはつきりと判る脳底に顕ちくる叢林に吹き入りて枝葉そよがす それが音楽思へらく現代物理も素粒子の存在を前提 その起源語らず献体が車の衝突テストに使はる 突然生き返らなければよいが見しことなき細くて大いなる虹がたつ市や町いくつも優(いう)に跨ぎて近隣の延命地蔵の祠の前 たが忘れしか帽子寂しげ詩一般所詮ことば遊びとの揶揄あれど命を懸くるもあるなりあるべきものあるべき所にあることの安心感を人は欲りせる近頃の子供の名付けは凝り過ぎて読むさへ難し読まるるべきにおほぜいでいぢめてゐる間に中国は風力・太陽光発電で飛躍中なり読みすすむあまた歌人の抜粋歌集おどろくほどの秀歌はなけれどふり仰げば細く鋭く曲がる月 二日と思ひしが五日の月なりき別ドラマに同じ俳優が出演しドラマの内容の記憶混乱銃事件で年2~3万人が死ぬといふ米国が他国の体制批判す「日の丸を・・」を「目を丸くして・・」とぞ読み違へ苦笑してをり闇に向かひて蕾みてより満を持しゐし風情よりパパンと満開のアガパンサス数本生き物は物理的時間と共に生く人間だけが心理的時間もしら雲の空一面に覆ひゐしがいつしか一点の曇りなき穹皇宮とふ閉鎖社会に起こる悲劇 かの浅間山荘事件にも似てこの世のこと無か空(くう)か虚か幻影かといふは痩せし思想なり草が木に進化すること原初にはありしと科学が言へば信ぜむ添削癖とはおそろしきものついうつかり自作を添削せんとし苦笑す時代とふものの恐ろしさ旧清朝皇女の心中事件に露(あら)は缶ビールの中(ちゅう)を妻と分けて飲む健康長寿の妙薬として