2021年10月1日 / 最終更新日時 : 2021年12月24日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2021年9月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 昼の間(ま)は緑かがやく街路樹も夜は黒々と黙して不気味ふと思ふ乱数表にも同じ数字が3つも並ぶ部分のあるを‘幸せ’とふ魔術に人は身をゆだねなけなしの日々を無駄になすことも異常気象は世界的にてニューヨークも豪雨に市街が水浸しなる九月初旬 空にはいまも夏雲の大団子いくつも並びかがやくはつらつと且つ増してゆく虫の音の今朝も叢(くさむら)より響きて止まず予報を聞くまでもあらなく葉をゆらす風にていち早く雨を感じて朝の雲消えし碧空を自衛隊の輸送機二機が腹見せて航(ゆ)く豪州と四国と富山が形似ると思ふはわれの偏見なりや「ただす」とは「正す」か「質す」か「糾す」なのかあるいはいづれも同じ意味なのか粒ほどの脳と思ふに雀らは餌やる時刻にあやまたず集(すだ)く徐々徐々にハナミズキの実が赤さ増す時の涼風にさらに進まむながらへて二十二世紀の世界見ばAIが活躍、温暖化制御も?過ぎ去りし台風ありてさまざまなる雲が現はれ日と戯るる暑からず寒からずの天候はまれにして台風一過の秋の気を吸ふかなしくも優れし古歌さへ使はれき戦意高揚の軍歌の歌詞に「噛む(かむ)」が「米(こめ)」になった?という話でなく「come」がどうして「こめ」でなく「かむ」なのかという話東から西の果てまで見渡すに雲一つなし 宇宙は平和か深夜に鳴く虫の音録(と)らむと構ふるに意外に多し様々な音早朝から雀ら集まり騒ぎ立ついかなる事を語らひをるやながらへて二十二世紀の世界見ばAI浸透し温暖化制御も?「覆」と書き「おほふ」とも「くつがへす」とも使ふこと意味相反なれば面白くもある人間の眼は口径が7ミリの双眼鏡と聞きて感心すつひにつひに白鵬引退、きはだちしその実力を惜しみて止まず 引退の白鵬の偉業は優勝の四十五回と全勝十六度自民党総裁選には世論がほぼ反映されず それで首相とは