2023年11月6日 / 最終更新日時 : 2023年11月6日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2023年10月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。今回から使っているプラグインのデザイン変更のせいか最初に表示される画面が今までと異なりますが画面右側(スマホ等では上部)のXのアイコンをクリックなさると今までと同じスライドショーで見ていただける表示になります。(画面説明図を開く) ナツスミレ、センニチコウなど秋の陽にかがやき小鳥らも声はりあげて(黄門さま(水戸黄門)の名、光圀(みつくに)。文字化けしないから、よく使われてきた漢字なのですね。則天文字は、中国唯一の女帝・則天武后創案の漢字。)はげしくも変化し続くる雲模様、空も秋へと急ぎゐるなり戦争は殺し合いだが殺し合いに参加しない多くを殺すのが常夜の明けより蒼さ極まる秋の空、その下に住む数なき命花水木のあまたつぶら実が緑から赤へと変はりゆくにひと月ばかり「もとづく」は「基づく」と書くが元々は「本づく」とするのが普通なのだととうとうと流るる調べの末にして消(け)ぬがに震ふる弦のトレモロ裏の隣家の改築はじまり警戒して日頃くる雀らベランダに来ずたびたびもサイレンの鳴る朝(あした)なり救急車、消防車、パトカーといそがし(乱数表:0~9をまったく無秩序に無数に並べた表。ある数式を使って機械的に生成される。)テロ行為に悩むとは言へ強国のイスラエルに軍事支援など悪魔的行為あらまほし桃源郷またはユートピア、華胥(かしょ)の国、常世の国、無何有の郷(むかうのさと)、仙郷、パラダイス、などとも言ふがばりばりと木造家屋を壊しゆくブルドーザーなり埃けたてて「桐一葉落ちて天下の秋を知る」の「桐」はもともと梧桐(あをぎり)なりと朝の散歩、携帯カメラで「何を撮るの?」と問ふひとありて「雲」と天指す「隣家との壁に接してブルドーザー家屋こわしゆくをまざまざと見る」 「ばりばりとブルドーザーが破壊する家屋も苦労の産物なるを」朝の陽(ひ)受け火と燃ゆる花水木の紅葉をさらに際立たせ穹(そら)ま青(まさを)なり実際の水平線は水平にあらずと気付きしは何歳ごろか地球割るる夢みて思へり人界のいがみ合ひあまりに些末ならずや美しき曲が工事の騒音と重なりにつつ別の曲になるひよどりが来て雀が逃げ吾が覗けばひよどりが逃ぐ日向の黐の木久々に木曽川べりに妻と来ぬウインドサーフィンの彼方に伊吹山工事音消すすべくボリューム上げて聴くクラシック否現在音楽しばしばも独り言いふ妻なれど電子器機との会話と知りぬ中東やウクライナ情勢また米国での銃撃事件よ 日本は平和ガザの死者七千人余と易々と言ふに呆るる ああ人間(じんかん)の闇ガザの死者七千人余と易々と言ふに呆るる ああ人間(じんかん)の闇チチチチと雀らさへずり交はしをり言葉は分らねど心はわかる・・?ハーバード大の校門の写真見て不覚にも東大の赤門かと一瞬思ひき「感慨」と「気概」はいづれも心的なりされど異なる漢字とはなぜ?公募なる年刊短歌集を読みゆくに詠者は圧倒的に女性が多し