2023年10月3日 / 最終更新日時 : 2023年10月3日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2023年9月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。今回から使っているプラグインのデザイン変更のせいか最初に表示される画面が今までと異なりますが画面右側(スマホ等では上部)のXのアイコンをクリックなさると今までと同じスライドショーで見ていただける表示になります。(画面説明図を開く) 「エリーゼのために」のあとに「運命」聴く。とても同じ人の作曲と思へずキーンと鳴き翔けゆく鳥は何だろう雀より大きく鳩より小さい太陽をたたき割る夢見しあとはただしみじみとかなしかりけり故知らに時計の振り子の止まることあるは人知れず地震(なゐ)の揺るるや法的に‘安楽死’を認める国が増える。我が国はいまだ議論もしないね朝の日に纏はりつける雲の群、虹色の一部が青くかがやく(核エネルギー:核分裂エネルギーと核融合エネルギー)不思議なりベートーヴェン以降二百年経つに匹敵する作曲者は出ざる裏庭の隅よりひびく虫の音は去年(こぞ)にも聞きし、まさか同じ虫?期限切れのカードを鋏で切断するに悲鳴のごとき声を立てたり「納」の字は訓より音(おん)が多いと知る。納税・納得・納屋・納戸・出納・・普及せる盆踊りの発祥は一遍上人の「念佛踊り」といふはまことか最高の奇跡は宇宙の創生にて生命(いのち)の生(あ)れしは些事に過ぎぬかなぜなのか清少納言は筆名で本名はつひに分らずと言へりつくづくと吾が思へるは結局は定常宇宙論がビッグバン説に勝る餌どきと裏庭の木に集まれる雀ら俄雷雨に大混乱せる無から有、生(あ)れざると言へど青空に白雲泌み出(づ)るをいかに言ふべき軽やかでリズミカルな曲が部屋に満ち脳髄の襞(ひだ)をほぐしてしまふ「紅葉する」を「もみつ」と言った。それゆえに「もみじ」ではなく「もみぢ」と書くね秋晴れのお彼岸に人ら来る墓地に妻・娘(こ)は草とり吾は卒塔婆を置く夜どほしを鳴きゐし虫の昼までも鳴くこのエネルギーはいかに生(あ)るるや劇中の人らの幸と演じゐる俳優たちの幸も祈りぬ寄り添うて二羽のカラスが嘴(くちばし)を触れ合ふ仕草は人間に似るやうやくに秋らしき涼風ふきわたり息深く吸ふ 今宵は名月マッカ-サーが朝鮮戦争で提言せし原爆投下をトルーマン却下