いろいろ三首

いろいろ三首

隣接にて咲くも遅速のある花水木(みづき) 人間界もかくやと思ふ

ガガーンと一発雷鳴とどろき身構へしにやがて豪雨が襲ひきたりぬ

歴史的仮名遣:

「あるいは」を「あるひは」と書く誤りを大隈言道も犯しゐるなり

(大隈言道:幕末の地方歌人)