見の限り 2011.04.15 生活詠 日常他 見のかぎり幾重にも花咲き満ちて熱しつつなほ犇めき合へり 澄み透る池に映れる岩影は水面(みなも)の波に微動だにせず 連鎖せりM9.0の地震(なゐ)により津波ならびに原発事故の 荒涼たる津波被害の爪痕も漏壷に時を刻む止むなく 襲はれし幾つ遺体を探り当て放置す放射能汚染つよくて 共有:FacebookX 前の記事 桜と原子炉事故 2011.04.13 次の記事 ソメイヨシノ 2011.04.20