羽島市大賀蓮池

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「大賀蓮その華麗なる優雅さは弥生時代の息吹(いぶき)秘めもつ」

「清楚なる蓮のおほ華つつめるはなほ幾千年を生きむ種子なり」

「蓮の葉にのる雨露が風に振れ雲裂いて射す夏の日はじく」

(1951年に大賀博士が当時の東大農場の2000年以上前(弥生時代)の青泥底層の中からその実を発見。翌年、それからの開花に成功。以降、全国各地に種子が分配され、大賀蓮池が作られた。あおぎりの住まいから比較的近い岐阜県羽島市にもあり、それをゆう子さんと見物に行ったのでした。それにしても、2000年を超えるロマンとは、凄いですね。また、植物の種子の生命力には驚くばかりです。このように、腐らせない限り、植物の種子はいつまでも生き続けるのですね。動物の遺伝子とて、元は植物のそれと同じDNAですから、原理的には同様な長期間の保存も可能の筈ですが。映画の「ジュラシック・パーク」は、その原理を使ったSFですね。これは恐竜が現代に甦るという設定。科学的根拠が全くないわけではないのですね。もちろん、そうした恐竜のDNAがどこかの地層に保存されている可能性は限りなくゼロであり、実現は不可能でしょうが。)