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歌会の名前:
お月見歌会2008
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短歌
票数 (全90票中)
1
息子(こ)に諭す言葉も尽きて外に立てばただおぼろげな十五夜の月(愛)
8 (8.8%)
■ 良かれと思う親のこころが届かぬ嘆きが下句の具体によって共感を呼び訴える力を強くしていると思います
かすみさん
(09/30 15:35)
2
月光に過去世のかげのうつろひて自(し)が影法師地を這ひずりぬ(かすみ)
5 (5.5%)
■ 見事な詠いっぷりです。「かげ」が重複していますが気になりません。
迷倫さん
(09/30 02:35)
3
小窓なる月と語らふその隙に独居の老いはまた鍋焦がす(迷倫)
4 (4.4%)
■ また失敗しました。続けます。迷倫さん、「小諸なる古城のほとり」は少女期からの大好きな詩で素直に小諸に在ると解読していましたが、このお歌に当たっては曲解したようで私の読力不足でした。自註ありがとうございました。
かすみさん
(10/01 09:48)
3
戦ひの絶えぬ現世を映すごと月赤らかに山の端に顕つ(yoshi )
4 (4.4%)
■
今も中央アジアや中近東では砲煙の止まぬ血生臭い戦いが続居てます現実を月に顕させて巧く詠まれて居ます
九里多朗さん
(09/29 10:25)
3
窓開けて立待の月招き入れ夕餉の膳を急ぎ賄ふ(微笑女)
4 (4.4%)
■
『夕餉の膳を急ぎ賄ふ』解ります主婦の宿命ですねご苦労さんです、僕も家事・掃除・洗濯・任せ放しの嬬に感謝してます。
多朗さん
(08/06 10:50)
3
眠る孫(こ)に兔も栗鼠も来て遊べ今宵は森より大きい月でる(九里多朗)
4 (4.4%)
■ 詩的なお歌で童画の中へ誘い込まれるような潤いを覚えます。敢えて言わせていただければ下句のしらべに少しばかりの不完全燃焼をおぼえるのですが・・・。
かすみさん
(09/30 16:01)
7
はるかなる息子よ千の風になり吹き渡っていますか 月光(つきかげ)のなか
3 (3.3%)
■
亡くされたお子さんへの思いを悲しさを表に出さず「千の風になって」の歌に託くされて詠まれたのでっしょう、まだ息子は千の風に乗つて、まだ眠っていない大空を吹き渡ってる作者の胸の内が痛いほど伝わってきます。
九里多朗さん
(09/29 10:40)
7
やわらかな月の光に照らされて森の獣の宴が聞こえる
3 (3.3%)
■
ありがとうございます!(*^_^*)何時まで経っても童話のような歌を詠んでいます・・・まん丸の月を囲んで森の中では獣たちが楽しく過ごしているような気が致しまして・・・
夢子さん
(10/03 09:11)
7
月の光蒼く美し塀沿いを吾は一人の影引きてゆく
3 (3.3%)
■ 結句は魅力的です。それは孤独、寂しさをたたえています。そうであれば「月の光は美しい」というイメ-ジは合わないと思いますし、あえてここで形容詞で説明する必要はないと思いました。
迷倫さん
(09/30 02:53)
7
月光に酔ひてハミング♪つきの〜さばくを〜車椅子押すにょうぼとふたり
3 (3.3%)
■ 情景が目に見えるようです。こんな夫婦でありたいものだと思いました。
愛さん
(09/25 10:40)
7
倒れたる穂田のみ一枚残されて切り株照らす月のぼり来て
3 (3.3%)
■ かすみさんての重なりのご指摘有難う御座いました。残されぬで一度切ったほうが良かったですね。気がつきませんでした。
アンさん
(09/30 20:52)
7
投光器の及ばぬ深夜の駐車場月光頼りに鍵穴確かむ
3 (3.3%)
■ 多くの人が経験する日常の瑣末事が見事な歌になりました。「深夜」はお仕事でしょうか、コンビニでしょうか?
迷倫さん
(09/30 03:17)
7
籐椅子に立待月をまつ媼抱く嬰児を寝かしつけつつ
3 (3.3%)
14
1人居の夜の片付けさっと終え今宵の満月独り占めにす
2 (2.2%)
■ 一人居もこうゆうふうに楽しんで生きてゆきたいものですね。
アンさん
(09/26 22:41)
14
まどかなる月の面に杵を持つ兎の影の見ゆるは親し
2 (2.2%)
■ いくら人間が月に行く時代となっても、満月とむきあうときは、このような気持ちで眺めたいものですね。
勘太郎さん
(09/23 08:51)
14
音たてて月の涙が落ちてくる罪なき人の死を思ふとき
2 (2.2%)
■
さん
()
14
欠けるしかない満月を見習って私はにっこり笑ってみます
2 (2.2%)
14
月に手を合はせ膳に手を合はせ医者に手を合はせ優しき媼は百歳を迎ふ
2 (2.2%)
■ 100歳のTさん。ほとんど寝たきりで言葉もよく聞き取れません。しかし私が往診で訪問すると手を合わせて迎えてくれます。私だけでなく介護している嫁や孫にも手を合わせて感謝の気持ちを表す心やさしいおばあちゃんです。歌の破格は意識的です。
迷倫さん
(09/30 02:32)
14
月愛づる時のあるらむ自由なく貧しく過ぐる北の国人
2 (2.2%)
■ かすみさん、コメント有り難うございました。お説を参考にして、その後も息子が高校時代に使った古語辞典などと首っ引きでいろいろ調べていますが、古語文法の難しさを思い知らされるばかりです。従って、「スッキリ、スッキリ」合点するところまでいっていません。今後も続行します。
yoshiさん
(10/02 20:37)
14
月見ゆるころと見あぐる西空に吾が幸せのごとき月あり
2 (2.2%)
■
とても心が惹かれる良いお歌だと思いまして・・・特に吾が幸せのごとき月あり・・・に心が惹きつけられてしまいました!
夢子さん
(10/03 09:18)
14
月光(つきかげ)を総身に浴びて娘(こ)の帰りを待ちゐる我に満月ほほえむ
2 (2.2%)
14
辿りつく終の棲家の夜も白み残月あはく中空(そら)へ消えたり
2 (2.2%)
14
満月に浮かれて踊るタヌキの五匹化けかた競ふて総裁えらび
2 (2.2%)
14
満月の夜の川面(も)に錆鮎があちこちに光り跳ねる音する
2 (2.2%)
■
身に余る評有り難う御座います、我が家の近くに長良川の上流になります武儀川が流れています、中秋の月の頃は錆鮎が下がる盛りで良く歌のような光景を見る事があります、月明かりに映える跳ねた一瞬の光は形容し難い見応えが有ります、是からも宜しくお願いします。
九里多朗さん
(10/07 21:10)
14
名月を愛でる術なくむら雲にイジワルなのネ!とカーテンを引く
2 (2.2%)
■
若い方の作品だと思いますが素直な表現で実を確実に捉えられていて良いです
九里多朗さん
(09/29 10:55)
26
さらさらと月の光を身に浴びて清々しくも安らかなるや
1 (1.1%)
26
オリンピックの光の狂騒消えはてて昔ながらの月が輝く
1 (1.1%)
26
願い事月に託して見る吾を微笑み照らし包んでくれる
1 (1.1%)
26
帰り路に在り処見つけし満月は心を満たす山吹の色
1 (1.1%)
26
月見酒ススキを持ち寄りほろ酔ひの人影さやかに丘の上(へ)に見ゆ
1 (1.1%)
26
住宅の屋根上に出でし満月は童画のようで友のなつかし
1 (1.1%)
26
真夜中にふとしも覚めて見る窓に夕べの月のいまだ止まる
1 (1.1%)
26
孫が焚く門火は消えて大空に蒼くまん丸の美しき月
1 (1.1%)
26
天体望遠鏡を据え付け夜気に触れにつつ妻と交互に月眺めをり
1 (1.1%)
26
東向きの小さいお縁にお月見のお供え飾った家懐かしき
1 (1.1%)
26
頬染めて恥じらうような月が出る寄り添う雲が風情を醸す
1 (1.1%)
26
満月に団子を添えて乾杯す心の澱も何時しか解ける
1 (1.1%)
26
満月を母と並びて見上げたる幼き日おもひ泪あふるる
1 (1.1%)
26
名月をとってくれろと泣く子かな、そんなあの日に戻って観たし
1 (1.1%)
26
夕空に拡がる白き鰯雲其処より出ずる十五夜の月
1 (1.1%)
26
露にぬれ蒼きひかりに打たれをり親しき君は逝つてしまつた
1 (1.1%)
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