子の愚痴の電話続きてざわざわと心乱れて月見ていたり（あざみ）
いつ終わるか分からぬ電話を聞きつつ月を見ていました。宜しくお願い致します。

> 子の愚痴の電話続きてざわざわと心乱れて月見ていたり（あざみ）
>いつ終わるか分からぬ電話を聞きつつ、月を見ていました。宜しくお願い致します。

溜まった愚痴を聞いてくれるのはお母さんだけだと、わかっているのですね。月を見つつでもいい、聞いて欲しいのです。

添削例：
「電話にて果てなく続く娘（こ）の愚痴に乱るる心に月見てゐたり」（あざみ）