花水木
- 2022.04.13
花水木の花は上向きに開くゆゑ写真は屋上から撮るがよろしも
花水木の花は上向きに開くゆゑ写真は屋上から撮るがよろしも
驚きぬ庭に雀の骸(むくろ)ひとつ仰向けにありてあはれなるかな あはれなり雀の亡骸(なきがら)、餌を競ひ番ひの野鳩に殺(や)られたるにや
聴きすませば雀にも多様な鳴き方あり‘雀語’にて会話をしてをるらむか
「正す」また「糾す」そして「質す」とありいづれも「ただす」ながら意味はさまざま 「修業」と「修行」は意味も読みも違ふ。日本語はつくづく難しと思ふ
かすかなる酩酊に浮かぶ幻影の悲しくもあり寂しくもある
漱石の <こころ> を朗読にて聴くに「わたし」とふ発語あまりに多し
つくづくと我ら時間に操らるそれは‘時’こそ神なればなり
忘れ得ぬシーンの一つ子ら襲ひしカラスを親ツバメが襲ひ地面へ落としき
春陽のかがやく庭に感嘆す“清浄明潔”とはよくぞ言ひたる
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