現在から2017年2月、2004年6月から2001年10月までの短歌を収納しました

今日の二首

「テロリスト集団versus米軍の昼夜の死闘は劇画のごとし」(梧桐) 実際、我々はこんな感覚でニュースを見ているのではないか、考えれば恐ろしいことですね。(versusはヴァーサスで、「対」のこと。) 「街中に氷雨(ひさめ)降りつつ眼前(まなさき)の近山白くけむるは雪か」(梧桐) これは実景で、今朝のことです。あおぎりが知るこの冬の初雪ということになりますが、ただし眼前の近山(せいぜい200m位の […]

今日の一首

「『ABM条約脱退MDを推進』宣す-カウボーイ・ブッシュ」(梧桐) 日本への原爆投下をはじめとして、ベトナム戦争、湾岸戦争、数々の航空機ハイジャック対応、そして今回のアフガン爆撃などなど、要するにアメリカの中枢には、今でも「西部劇魂」がしっかりと残っていると感じます。パンパンパンの、かっこいい撃ち合いが好き。

今日の一首

「この狭きトイレの個室に灰皿が置かれゐて今日も吸ひ殻5、6」(梧桐) (用を足しながら?何を思案しているのでしょう。あるいは一人になれる場所は他になくてこうなるのでしょうかね。職場では、デスクに居ようが何をしておろうが、常に人と人との繋がりの中に居ますから、時にはそれを断ち切りたくもなるのだとも思えます。喫煙だけが目的ではなさそうで、現代人の悲哀を感じますね。)

今日の一首

「ひと夜明けメタセコイアら裸なり いま散りいそぐテロの集団」(梧桐) キャンパスにメタセコイア並木があり、ちょうど激しく落葉しています。特に、昨夜から今朝にかけて強風があったようで、一気にほとんど裸になってしまいました。折から、アフガニスタンではテロ組織「アル・カイーダ」が壊滅しようとしています。両方がイメージ的に重なったのでした。  現時点でも死闘が繰り広げられているのに、それを詩的イメージとし […]

今日の一首

「携帯も部屋の電話も迷惑な来信多し 電波も泣くよ」(梧桐) 本当に困ったものですね、迷惑電話やメール。これは科学技術の冒涜です。

今日の一首

「青い耳ふさふさ白毛の小犬ゐて走って止まって後足(あとあし)を上ぐ」(梧桐) 青い耳の、白い毛ふさふさの小犬を見ます。通勤路の途中にあるペット犬店です。たまたま交差点の角なので、信号待ちの時にじっくり見るのです。元気にちょこちょこ走り回る様子は、たくさんの犬の中で一際愛らしく見えます。後足を上げておしっこする様も、それはもう可愛いのですよ。 耳が青い犬なんて居ませんよね。じゃ、これは何ですかねぇ。 […]

今日の一首

「ふと頭上にはばたく音し白鷺がおほきく揺れて電線にとまる」(梧桐) これは通勤途中の実景で、雀はおろか鳩よりよほど大きい白鷺が電線にとまった、そのことに驚き、また感動したのでした。

「隣り合ふ組ごと目には見えぬ壁立ててレストランに幾多の世界」(梧桐) 隣り合うテーブル同士、お互いに声は筒抜けなのに、相手グループのことには無頓着。このことにふと気づいて、ちょっと妙な気分になった。

1 106 107