反核

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2007年8月5日〜7日

  • 2007.08.07

核兵器廃絶、また朝青龍のこと 核兵器廃絶は理想論などと言ひ物知り顔する輩の迷妄 お気に入りの国なら核保有を支援する超大国の存在が癌 -------------- 街なかの舗道の端にゆらり立ち向日葵は夜も日を掲げをる -------------- 悲憤の横綱・朝青龍: 母国にてサッカーせしとて処罰を受く仮病の真相は不明のままに 腰や肘の故障は事実それをさへ顧慮せず科する重罰はいかがか 外来の力士なれ […]

2007年8月5日

  • 2007.08.05

生き急ぐもののあはれさ潰されて道に平らな蝉の屍(しかばね) --------—– シミュレーション映像なれど大都への核攻撃の威力まざまざ 全体的破滅の回避法はただ一つ核兵器廃絶と結論す 同感 ブッシュ氏の核先制攻撃論がいかに狂気かを映像が示す

2007年2月15日

  • 2007.02.15

高きほど風走るらし上層の雲が下層の雲を追ひ越す 空籠めて雲がうごめき回りゐて穴より一瞬漏れ陽ありけり 白き筋引き伸ばしつつジェット機の夕焼け雲へ墜ちゆくところ 木曽川が分かれて並流するところ妻と歩みて大河を二度越ゆ 二月半ば河原歩めば雲雀らが枯れ草叢にて遊べるに遇ふ 田園より住宅地へと近付くに人声聞こえ来 婦人か子供か (新仮名): 核軍縮6割したって人類の滅亡回数が20に減るだけ

  • 2004.08.06

花植えずプランターの土ならしおく砂浴びすなる雀子のため 雀らを思ふは小さき愛なれど同じ心が世界を愛す ーーー 広島と長崎に原爆落とししは威力調査の実験なりしや (フォーク・ナイフの文化と箸の文化の相違だと解釈してもはじまりません。要するに、アフガニスタンやイラク爆撃にみられるように、アメリカ人は本質的にババーリック(野蛮)なのです。依然として西部劇体質なのです。)

今日の10首

  • 2003.01.11

「人も猿も食欲性欲権力欲あれど笑ひは人のみのもの」 「建設と破壊の歴史、憎しみと融和の果の65億人」 「核兵器もつ大国が北鮮の核開発を脅威と言へり」 「国と国争ふときも基底には個々人の喜怒また哀楽がある」 「地平はや春めきをりて近山も遠き山脈も霞む正月」 「長良川支流の岸に佇(た)ちて観ぬ小山頂上人型の松」 「伊自良川淀む水面(みなも)を叩きつつ番(つがひ)小鴨が水遊びする」 「雲の間に見え隠れせ […]

今日の四首

  • 2002.08.09

「広島の次は長崎そしてまた真紀子議員の辞職劇かや」 「長崎は小倉の替りやすやすと地獄の地図は描き変へらる」 「広島だ長崎だまた真紀子だとこの暑き日々を引っ掻き回す」 「辞職劇にマスコミのこの騒ぎやう貴重な電波を無駄使ひして」

今日の五首

  • 2002.04.15

「鞆の浦海岸ホテルゆ見放くれは瀬戸の島々黄砂にけむる」 「世紀超え伝ふべき何かも翳りがち 千羽鶴また原爆ドームに」 「伝へたき何かが欠落せるを知る広島原爆資料館にて」 「ただざまに伝ふべきなる原爆の真の脅威は被爆者のみ知る」 「サーチライト音なく走り斎場の上空の雲を折々照らす」

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