短歌

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万葉集

  • 2015.08.05

現代短歌読みし直後に万葉集を読みてほつとす 何ゆゑならむ 柿本人麿歌集を書きくだすに絹の感性と想像力が要る

いろいろ

  • 2013.04.22

雪を花に、花をば雪に古来より喩へて詠み来しが花に雪積む 白と紅、紅白まだらの花も咲かせ花水木らのしばしの饗宴 直接の関はりなけれど外国にも騒擾絶えぬ テロや地震など 原子や分子がたまたま集まり此の身成すと知れば事大に構ふる要なし

短歌はいかに

  • 2009.07.22

音楽は時間的芸術と言ふけれどクラシックなどは常在不滅 絵画など空間的な芸術は時間を排除す 短歌はいかに 種(しゅ)の進化の終点が人より猿なりせば地球は平和としばしば思ふ 種(しゅ)の分化は突然変異に依るなれば<進化論>より<変化論>では? <進化論>と<自然淘汰>が正しくば地には人間のみが住むはず

今日の5首

  • 2003.02.06

道の端の小さな沼地に翼ゆらし休む青鷺つとこなた見る 昨夜よりやや太りたる弓の月中天にありて星寄せつけず」 『短歌とは何ぞや』と問ふその声は真摯に心を詠みきたる女(ひと) 解釈を容(い)れざる歌あり語に拠りて幾多の解釈強ふる歌あり はらわたの奥から声を絞り出し月に向かって咆えたい日もある

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