宇宙論
- 2023.09.17
つくづくと吾が思へるは結局は定常宇宙論がビッグバン説に勝る
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
つくづくと吾が思へるは結局は定常宇宙論がビッグバン説に勝る
朝の日に纏はりつける雲の群、虹色の一部が青くかがやく
暑けれどさすがに季節の変はり目なり雲の模様が千変万化
向かひ家(や)の屋根越えのぞく積乱雲ま昼の陽を受けしらじらと照る
昼よりの熱気残れる夕べにて西にあかあかと線状の雲の列
いちめんに空に張りたる雲の膜しろじろとしてシミ一つなし
この宇宙に果あるものならその果まで行きて見たしも銀河のからくりを
案の定、‘人’は地球に倦むときはひたすら宇宙をむなしくめざす
身の裡にばくだん抱ふるごときかな大日輪がじわじわ昇る
見よ今日はすごい快晴だ紺碧が深くて宇宙の果てまで続く