白蓮の短歌 2017.03.26 短歌 生活詠 白蓮歌によく「われ」と言ふも嫌味なし無人称化してゐるゆゑと思へり 白蓮歌によく「われ」と言ふも嫌味なし普遍化されし“われ”なればなり 白蓮歌によく「われ」と言ふも嫌味なし読む人が自分に擬(なぞ)らふるゆゑに (白蓮歌の例: 『われはここに神はいづくにましますや星のまたたき寂しき夜なり』 『わたつ海の沖に火もゆる火の国にわれあり誰そや思はれ人は』 『そこひなき闇にかがやく星のごとわれの命をわがうちに見つ』) 共有:FacebookX 前の記事 例外なき法則 2017.03.25 次の記事 蟹サボテン 2017.03.27