極微と極大

極微と極大

原子核と電子のあひだの漠々たる大空間をいかに説くべき

驚くべし毎秒千キロの超高速 原子核を回る電子のスピードは

歯痒さは科学者にもあり摩訶不思議なクォークの世界を語る文字なく

無限小クオークらの振舞ひが無限大宇宙の機序を支配す

あはれにもいかなる数式も寄せつけぬ無限小世界また大宇宙の論理