今日の5首 2004.07.15 生活詠 梅雨明けの猛暑にあへぐわれらなり豪雨に新潟しづむ最中(さなか)に ーーー 色深めゆく夕空にひとすぢの線伸ばしつつ機体きらめく 旅客機が夕日にきらめく 二百余の内なる生命(いのち)の輝くならむ 点となり斜陽に光る旅客機の客は地のわれ知る由もなし 夕雲に見え隠れせる旅客機を撃ち落とすすべ人は持つなり 共有:FacebookX 前の記事 今日の4首 2004.07.14 次の記事 今日の1首 2004.07.15