昨日の一首

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「己とは現象なりと自覚せし宮沢賢治にわれ感応す」

(付け足しの独り言ですが・・・。食べ考え眠り働き物を書く自分というものも、その行動も、自然現象の一つだという自覚。頭での理解ではなく心底そう覚ったが故に、賢治はあらゆる動植物に、心底から、自分とまったく同等の命を見ることができた。いや、風にも水にも、あらゆる物に命を感じることが出来た。(頭ではそうだろうと理解しても、観念的には解かっても、心底からはなかなかそうとは思えないのが人というものでしょう。)環境問題が大きくクローズアップされている現代、賢治が見直される理由はそこにありますね。)(何、自分にも同様な思いが若いうちからありました。友人に、命の営みというもの、結局は水が高きから低きへ流 れ、熱が温かれ冷へ流れるのと本質的には変わらない、とよく言っていたものです。水や熱に比べれば、一見極めて複雑な生命現象ではありますが。。。)